お店に家族連れが来店した 5歳と3歳くらいの男の子を連れていた
どちらもとてもかわいらしかった
お兄ちゃんの方は良く落ち着いていたが、弟のほうが席に着くなりすぐ泣き始めてしまった
そのときはまだ可愛いなぁとおもっていた
子供とふれる機会は多かったので僕もあやしに行こうかなとも思ったが、親御さんに嫌な顔をされると気まずいだろうと思い 遠目から眺めていた
入店してからしばらくは泣いたり泣き止んだりがつづいていたが、ほかのお客さんが入るころには落ち着いていたので安心した
やがて持参していたおもちゃで遊びだしたのだが、お父さんがそっちはいっちゃだめだよ、と止めるとおもちゃを投げてぐずってしまった
その時僕はなにかウッとなった 語彙力がなくて申し訳ない
その正体は何なのだろかなと考えると、やがて結論にたどり着いた
その子に対するいらつきだった
もちろん子供が嫌いな人だっているし、どんなものにもイラつくことはあるだろう
それでも僕はなるべく子供に優しくしよう、こんなこと怒るほどの事でもない、よなと思っていた
それはどうやら今まで本心から思っていたのではなく怒るほどでもないんだぞと自分に言い聞かせていたのだ、と気が付いた
だから、このいらつきの正体は自分に言い聞かせているのに不満を思ってしまったこと だった
うまく表現できていないがつまり僕は子供に対してよりも子供に対して嫌な気持ちを抱いてしまう自分に嫌気がさして苛々していたのだ
これから生きていく子供たち 僕たちよりも残された時間が長い分辛いことや悲しいことがたくさんあるだろうけど、生まれてしまったからにはたくさん笑って欲しいなと思っている、これはたぶん本心から思っている
でも 今日の出来事を踏まえて 改めて僕は絶対に子供はいらないな と思った