8歳くらいの頃には大工さんになりたかった
しかしいつからかそんな夢もなくなり、小学校の卒業式にはクラスの皆が将来の夢を大きな声で発表する中、僕は
「のんびり平和に過ごしたいです」なんて言った気がする
誰か父兄がアレはダメだな、なんて言ってた気がするその時僕は壇上に居た筈だから聞こえるわけないのにそんな記憶がある
そんな訳で僕は夢も目標もないまま成人を迎えてしまった だから目標がある人や、音楽や文章、写真とか 何かを作れる人がとても羨ましいなと思う
そんな夢を持たない僕は中学生になったときに彼女が出来た リストカットをする娘だった
このときから僕のメサコン気質は芽を出したのだろう
他人のために時間を費やすことで、自分のためにやるべき事から目を背け続けてきた
今の僕は何一つ成長していないのだろう