徹夜でゲームと少しの勉強をして、再履修の強化のテストを受けた。サークルの同期も同じテストを受けていた
地方から上京してきた彼は、サークルの部員しか遊び相手がいないと、もっと友達が欲しいと話してくれた。
「お前は良いよな、あちこち知り合いが居て」と言われた。
僕は居場所の拡充を大事にしている、バイト先や欲行く店で他のグループコミュニティーどうしの人間を知り合わせたりしたり、お店の店員と関わって、先輩のライブを見に行き、面白そうなイベントに足を運ぶ。
あるボードゲーム屋の話しになった。
店の中で友達同士や知らないひとと一緒に店においてあるボードゲームを遊ぶ店だ
カラオケ店のように30分いくらだとか、お昼パックでいくらだとかで入れる。
以前にも彼にその店を彼に勧めたが、時間制の店でいちいちルールを覚えてから遊ぶのが割高に感じて行こうとは思わないらしい。
僕はそうは思わない
店員さんや相席してくれた他のお客さんにルールを教わる時、ボードゲーム特有のプレイ中の融通のきく交渉、そういう風に「人とやり取りする時間」を買っているような気がする
もちろんボードゲームは楽しいし僕はボードゲームがすきなのだけど、それだけじゃ勿体ない
ボードゲームをいちいち店に来てやる人なんて、楽しい事大好き面白い人間なのだろうから、仲良くなればとても楽しいじゃないか?
なんてことを考えたけど言えるはずもなく
僕はひとに嫌われたくないのであった