祖母の日記に書かれた僕の幼少期(6歳ごろ)の話
それと僕がこっそり祖母の日記に書き込んだ独り言です
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またある日ユーチャンから電話がかかってくる
「はいもしもし」
『おばあちゃん?ユーだけど、今○○ちゃん(妹)と宅急便やさんごっこをやってるんだけど』
「ウン」
『車の中に入っていると荷物が持てないノ、どうすればいいかな』
(クロネコヤマトの段ボールにはトラックのデザインが描いており、段ボールを開いて僕と妹でその中に電車ごっこの要領で入っていた)
「ユーチャンそういう時はネ、頭を使って考えるんだよ」
『デモぼくの頭のなか、鬼太郎とトーマスで一杯だから考えられないノ』
「そういう時はね、一度鬼太郎とトーマスを頭の隅に置いといてから考えるんだよ」
『エー....』 だまる
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R.1 6/28
久しぶりにおばあちゃんの家に来た。
先月の末に母から「ばあちゃんの事だけど、聞いた?」と電話が来たときには体でも悪くしたのかと心配になったがとてもめでたい話で安心した。
着替えを持たずに来てしまった為、ばあちゃんのシャツを借りた、典型的なババシャツ、後ろがスケスケである
式に際し、僕と叔父さんで賞状の額をどう運ぶかという話になり、二人で持ったらカニ歩きになりまるで引っ越し業者じゃないか?と思った
白菜のつけものが美味しい、冷蔵庫からチューハイを一本借りると母がサッと半分飲んでいった、流石早い者勝ちの食卓である。
式を明日に控えたばあちゃんはずっと憂鬱そうにしていたが僕もこんな目出度い式に出席することができて嬉しい、鼻が高いと思っているので胸を張って式に臨んで欲しい
一人暮らしをはじめてもうすぐ2年経ち、中々ばあちゃんちに来れることが少なくなった、ふと恋しくなるときがある
また遊びに来るのでずっと元気でいて欲しい
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すごいですね~