2018-10-07 然し今日も憂鬱である 未選択 終電で駅から降りる。足取りは重い 今日も憂鬱であるここ一ヶ月ほど何故だが気持ちが浮かばれない。 喫煙所に寄り、友人から貰った紅茶の煙草を吸っていると、火を探しているおばさんが目に入ったのでライターを渡してみる、お礼に対して軽く会釈し喫煙所を後にする。どうせなら美人が良かった。こんな時間に喫煙所に美人がいればこんな憂鬱も晴れたのであろうか 公園を転々としてみる、電話する人、横になりながら煙草を吸う人、灯りがついているが誰も入っていない公衆トイレ、ベンチに座ってみるとやや強い風に揺られて落ちてきた葉が頭に降ってくる。違うこうじゃないナァと思いながら家へと向かう、自動販売機でコカコーラを買ってみたがどうにも今の口には甘すぎた。 こんな時間に呼べる友人も居ない、少しの寂しさと一緒に再び憂鬱が襲ってくる。また適当な公園に到着し、甘いコーラを飲みながらこの文章を書いている。 最近ミドリカワ書房を聞き始めた、歌声がとても気に入っているが、どうやら僕の憂鬱は彼の歌声から湧いてくるような気もする。コーラを飲み終えたら家に帰って寝る、そうすれば明日が来るもしかしたら明日は憂鬱でないかもしれない、高円寺に行く。