駒津の記録

僕の考えていたことや経験したことを書きます 

夏のいちぺーじ

この夏、お昼は児童館で働いているのですが、この前そこの女の子とおままごとをしたときのおはなし

「せんせー今ね、喫茶店やってるからお客さんやって!」

『そっかあ、そしたらお邪魔しようかな』

「はい、いらっしゃいませ!こちらへどうぞ!」

『喫茶店なのに相席テーブルなのね』

「こちらメニューになります」(何も書いてない)

『ンー…チャーハンにしようかな』

「かしこまりました!」

『あ、あるのね?』

「お待たせしましたチャーハンです」

『思った以上にチャーハンだね』

《すいませーん、なぞのスープください》

「かしこまりました!」

『なぞのスープとは…?』

《2つください》

(2つ!?)

「お待たせしましたなぞのスープです」

『うわあ謎だこれ…』

「食べたら逆さまにしてくれたら下げます」

《そうそう、チャーハンの中見て!》

『んー何が入ってるのかな、あー、柿かあ、予想外だぞ』

《これも食べてね》

『食べるかあ~』

《すいません、じゃがいもください》

(ここは喫茶店

『あと塩とバターを』

「ずいぶん粋だなオイ」

「お待たせしました」

『しかも揃ってるよ丁寧に』

「こちらデザートです!」

(でかいな…まるまる鍋じゃないか…何が入ってるんだろう…?)

『あー、じゃがいもとピーマンと餃子とピザかあ…んー、ボリューミー。』

じゃがバターを食べる女の子にもデザートが届く、じゃがいも。

この店じゃがいも推しなのかな?

『すいません、お会計を』

「はい!1300円です!」

『そこそこリアルな値段設定だね…

…あ、ごめん、お金おうちに忘れて来ちゃった、取ってくるね…?戻ってくるから、ごめんね』

                 ~終~