駒津の記録

僕の考えていたことや経験したことを書きます 

2014年11月

僕が前の彼女に初めて会ったのは、ある街のお祭り的なイベントであった。
駅前ではステージなどがあり、いくつもの商店街も協賛しているそこそこな規模のお祭りだ。
そこのステージの上に僕は立っていたのだ。
何故こんな一般人がステージの上に立っていたのか。
非公認ゆるキャラ、ご当地ヒーロー、怪人、妖怪、地下アイドル、DJ、SM嬢、そんな面子の中に一人、高校生がしょぼいが奇抜な格好でいた、ああ今思い返すだけでも
ステージ上でちょっとパフォーマンスをして、近くの公園にいる本場のゆるキャラを拝んで、僕の非日常はその2日間のお祭りだけで終わる予定だった。

その一か月の内に、初めて演劇というものを観て、デザインフェスタに参加して様々なサブカルチャーを知り、また同じ町のステージに立った。その時はなぜかパラパラを踊ることになったので、高田馬場のDJの家で徹夜で練習していた、途中から花園神社の酉の市に行ったけど。

こうして、これから先を含めて僕の人生の中で最も濃かった一年間がはじまったのである。